国語の文章は一般的に5つに分かれると言われています。
① 説明文…説明
② 論説文…説明+主張
③ 物語文…ストーリー
④ 随筆文…ストーリー+考察
⑤ 韻文(詩や短歌など)
筆者の主張の有無により、①は基礎、②は応用、
③は基礎、④は応用とします。
⑤はちょっと別枠ですね。
こう考えると
国語の問題で解くのは2種類と考えられます。
解き方は若干異なります。
共通するのは
▶筆者の主張を読み取る
異なるのは
▶筆者の意見を探すのか、心情を探すのか、です。
こどもたちには、まず目の前の文章がどちらのタイプに分けられるのか
最初に考える習慣をつけてもらいたいなと思います。
思考の最初の分岐点となります。
「この文章はどちらのタイプかな?」
それが分かれば、次に何をすればよいかがわかります。
目的なく、まるごと読んで問題を解くには
かなりセンスが必要になってきます。
(だから国語はセンスだ!と言われるのですね)
目的を持ち、何を探せばよいか分かれば
案外簡単に、ストレスなく読み進められて、
問題にも答えられるようになります。
まるで夢のような話ですが、
できるようになります!
国語の読み方はシンプル、大きく2種類しかない、というお話でした。